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カーフィルムの濃さは目的で選べば失敗しない!車検も安心な選び方

2023年01月26日

「カーフィルムはどれを選べばいい?」
「濃過ぎると車検に通らないって本当?」
カーフィルムを貼りたいが、どうやって濃さを選べばいいかわからない、と迷う方が少なくありません。

この記事では、カーフィルムの選び方やそれぞれの特徴をご紹介します。
車検が心配な方でも使える濃さもわかるので、カーフィルムの濃さで迷っている方はぜひ参考にしてください。

カーフィルムの濃さは目的で選べば失敗しない!車検も安心な選び方

カーフィルムは目的で濃さを選ぶ

カーフィルムにはさまざまな種類があり、フィルムの濃さは目的で選ぶものが変わります。
カーフィルムを貼る目的としては、次のようなものが挙げられるでしょう。

● 車内の暑さ対策(赤外線カット)
● 紫外線カット
● プライバシー性向上
● 見た目の印象を変えたい

紫外線カットなど、目的によっては、ほとんど透明のシートを選んでも効果があります。
見た目の印象を変えるなら、カラーフィルムも選択肢の一つです。
まずは目的をはっきりさせてから、カーフィルム選びに移りましょう。

カーフィルムの濃さの種類|透過率ごとの特徴

透過率はどのくらい光を通すかを表し、数字が小さいほどフィルムの色が濃くなります。
運転席・助手席は貼れる透過率が限られますので、注意してください。

ここでは、透過率ごとの特徴を紹介します。

3%|ガラスを濃くしたいなら

透過率3%は、車内が全く見えないほどの濃さです。
とにかくガラスの色を濃くしたい、絶対に車の中を見せたくないといった目的で選びます。

一方、ガラスが真っ黒な車は見る側に圧迫感を与える可能性があります。
車内ももちろん光が入らないため、暗くなるので注意しましょう。
また、3%のカーフィルムを後部座席の窓やリアウィンドウに貼ると、夜間の後方確認ができません。

バックモニターがついていない車は危険ですので、透過率を上げましょう。

7%|選ばれやすい

カーフィルムの中で、最も人気があるのが透過率7%です。
かなり濃いので、あえて覗き込まない限り、外から車内の様子はほぼ見えません。
プライバシーを気にする方によく選ばれます。

7%のカーフィルムは後部座席の窓、リアウィンドウに貼ると夜間の後方確認ができない濃さです。
安全性を求める方、バックモニターがついていない車に乗っている方には適しません。

13%|濃過ぎず薄過ぎず

透過率13%のカーフィルムは、7%では濃く感じる方、20%では薄く感じる方が選ぶ濃さです。
薄過ぎず、濃過ぎないのが特徴といえるでしょう。

13%のカーフィルムであれば、夜間の後方確認ができる製品があります。
透過率が同じでも、メーカーによって多少見え方が変わります。
後部座席の窓やリアウィンドウに貼る前に、実際の見え方を確認してください。

20%|おしゃれに見せたいなら

透過率20%のカーフィルムは「車をおしゃれに見せたい」と考える方がよく選びます。
ほどよい濃さで、女性に選ばれる機会も多い透過率です。

カーフィルムの色が濃くなるほど、貼った時の印象が悪いと感じる方が少なくありません。
そのため、カーフィルムは貼りたいが上品に見せたいといった方も20%を選びます。

30%|あまり濃くしたくないなら

透過率30%は、20%のカーフィルムでもまだ濃いと感じる方が選びます。
カーフィルムを取り扱う専門店では「あまり選ばれない透過率」といわれる傾向にあります。

運転に自信がない方、車内を暗くしたくない方が選ぶ傾向も高いでしょう。
夜間の後方確認ができるのでバックモニターがついていない方、安全性を高めたい方はぜひ選びましょう。

46%|ふんわり色がつく程度

透過率46%だと、カーフィルムを貼ってもわずかに色がつく程度の濃さです。
透明よりはガラスに色をつけたいけれど、濃くはしたくない方が選びます。

初心者で運転に自信がないが、ガラスに色をつけたい方にも向いています。
目視に影響が出にくいため、運転の経験が少なくても安心です。
夜間の後方確認にも、ほぼ影響がありません。

89%|運転席・助手席に

透過率89%は、ほぼ色がついていないカーフィルムです。
運転席・助手席用として使われる場合が多い透過率といえます。

しかし、もともとのガラスに色がついている場合、89%のフィルムでも透過率が下がる可能性があります。
運転席・助手席のガラスは必要な透過率が決まっているので、注意が必要です。
カーフィルムを貼る前に、透過率に問題がないか確認しましょう。

【重要!】カーフィルムの濃さ選びは夜が肝心

カーフィルムを貼ると車検に通らないと心配される方がいますが、後部座席の窓・リアウィンドウであれば問題ありません。
しかし、運転席・助手席は法律で透過率が決まっているため、カーフィルム選びは慎重にしてください。

後部座席の窓、リアウィンドウの場合は、安全性確保のために夜間の見え方はチェックすべきポイントです。
透過率が低いとバックミラーでの後方確認ができません。
透過率5%程度から、視界が確認しづらい傾向にあります。

バックモニターがない車なら、透過率20~30%は必要だと考えてください。

まとめ

カーフィルムの特徴を、透過率ごとに紹介しました。
カーフィルムはメーカーによって濃さが変わる場合があるため、実物を見るのが確実です。

また、カーフィルムは自分で貼れますが、失敗を避けたいなら専門店を頼るのがよいでしょう。
カーフィルムのサンプルを置いている店もあるので、自分の車と目的に合わせた濃さを選べるはずです。

車検対策として、カーフィルムを貼った窓の透過率をチェックしてくれる店舗もあります。
気になる方はカー用品店に問い合わせましょう。

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